2個持っていて、比較している人も少ないと思いますので、一応メモ書き程度に書いておきます。
以下、Jade nextを通常版、Brass millingを真鍮版と記載しますので、よろしくお願いします。
作りは真鍮版の方が全て真鍮で出来ているので高級感があります。通常版はプラスシックのような質感なので、少しだけ安っぽさを感じます。
通常版の記事はこちら⤵︎
形は全く一緒ですが、重さは結構違っていて、通常版が165g、真鍮版は450gです。
音質比較
通常版でも非常に音が良いです。真鍮版になると、ボーカルに色気が出て、デジタルっぽさが減り、アナログライクな音になります。低域も芳醇になり、音も非常に滑らかです。
低域側:すっきり、締まりのある音→沈み込む深い唸るような音
中域:メリハリの効いた元気な音→色気のある滑らかな生々しい音
高域:少し高域荒いけど、気持ち良い音→おとなしくなるが、その分抜けが良く、細部まで綺麗な音
真鍮にすると、やや高域側のスッキリした感じと刺激はなくなりますが、低域側もしっかりなってくれます。下流はKhanなので、Brassが上手な印象です。
通常版⤵︎
ORB ヘッドホンアンプ・DAC JADE next [Ruby Red]
総評など
どちらもいいですが、せっかくポータブル性を落として繋ぐなら、より味わい深い真鍮版ですかね。音の粒と音の粒の間もしっかり埋めて滑らかにしてくれてる印象です。やはり長く聴きたい音と感じたのも真鍮版でした。言葉で表すのが難しいのですが、深みのある音になるんですよね。
ポタアンの中でも個人的には一番ORBの音が好き(良い)と感じたので、使ってみてもいいと思います。
ORB ヘッドホンアンプ・DAC JADE next brass milling
戯言
上流で解決できるのは低域側がメインだったり。いくら上流が頑張ったって高域って下流の影響が非常に大きいんです。逆に、上流で意識すべきは低域側の改善と音のバランスが主に意識すべきところ?だと思います。あくまでも、、比率の話ですけども。