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【購入レビュー】Noble Audio KHAN 〜これイヤホンの音なんですか?〜

かやの
かやの

あけましておめでとうございます🎉

今年もよろしくお願いします。🤲

2021年が始まってしまいました。去年はオリンピックの年だと思っていたら、コロナの年になってしまいましたね。でも、色々な問題が浮き彫りになって社会全体で色んなことを人々が考える機会になったと思います。

今回はピエゾを使ったトリプルハイブリッドドライバーのNoble Audio Khanを購入(お迎え)しましたので、レビュー的なことをできたらと思います。

あとは関連の購入リンクも画像をタップすればアクセスできるので利用してください。

これとか↓

スペック

Noble Audioでは史上初となる3種類のドライバーをつかったトリプルハイブリッド構成となっています。katanaを超えるリファレンスサウンドやらkaiser10が好きなユーザーをターゲットにしているとのことです。

Nobleのロゴは上部に。

超高域

日本で設計・製造されているセラミックピエゾドライバーを採用しています。そのせいか独特な高域の抜けと音場表現備わっています。(倍音の再現?)セラミックピエゾドライバーには機械部品がなく電荷によってセラミックの形状が変化し、電荷が開放されると元の状態に戻るという原理を使って音を出すとのこと。それが高速なため非常に正確な高域の再現が可能だそうです。自分が買った理由もこのドライバーの可能性に惹かれたからです。もしかしたら技術革新が進めば、もっと多くの機種に搭載できるのではないかとも思っています。

セラミックピエゾドライバーは特に高域の再生に適したユニットです。

その動作原理は、音楽信号を電圧として加えるとそれに応じてセラミック振動板が直接振幅するというもので、ダイナミックドライバーやBAドライバーの様にコイルで音楽信号を磁力に変換し電磁誘導で振動板を揺らすといった信号変換のプロセスを必要としません。そのためピエゾドライバーは正確なレスポンスと高速振動性を併せ持ち、ハイレゾ再生に必要な超高域までをカバーすることができます。また振動板が直接振幅する点では特性の近い静電型ドライバーの場合、その駆動力を発生させるために高電圧のバイアスが必要となりますが、ピエゾドライバーにはそれも必要ありません。

これらの要素により、ピエゾドライバーはイヤホンの高域再生ドライバーに理想的な特性を持っていると言えます。

静電型のように高電圧のバイアスが必要ないとのことなので、イヤホンにおいて重要な小型化ができそうです。

中高域、中低域

Knowles製BAドライバーをそれぞれ2基ずつ搭載しています。ということはNoble Driverは搭載せず、特にカスタムされていないものを使っているのでしょうか?おそらくそうだと思いますが中を見てないので詳細は不明です。

低域

10mm径ダイナミックドライバー 1基です。ちなみにIE800とかだと7mm口径のドライバー、FitEar Air2とかだと9mmのダイナミックドライバーなので、そこそこ大きい部類です。個人的には大きいほど、出力はいりますが臨場感のある音を奏でてくれると思っています。

再生周波数帯域は20Hz〜25kHzと無難に可聴帯域をカバーしてます。能率とインピーダンスは109dB、19Ωでともに1kHzでの測定値。

M3マテリアル 頑丈かも?

フェイスプレートにはM3という最新のマテリアルが使われています。

フェイスプレートには一応WizardデザインなのかWizardと刻印されています。シルバーでカッコいい〜。なんか、銀の渦がうずうずしてる感じです。(どゆこと?

M3とは?

M3は、高純度の金属と他の元素を最新の技術で混合することにより、優れた物理特性と美術的な美しさを兼ね備えた最新マテリアルです。

Macro-Molecular Materials」の略である「M3」は、ステルス爆撃機や宇宙ステーションといった航空宇宙・軍事用途で利用することを目的に開発された新素材です。M3の材料は、製造過程で高分子レベルまで分解され、均質に組み合わされ、そして高度に精製された独自の化学結合剤で構成されています。M3で使われる金属素材は、マクロ分子処理を経て、独自の分子構造を持つまったく新しい金属へと生まれ変わります。

この結果、KHANのフェイスプレートの金属部は、従来の金属パーツとは異なり、酸化することなく長期にわたって美しさを維持するだけでなく、新しい分子構造により傷にも強いという特長を持っています。

金属とその他の元素を組み合わせることによって酸化せず、金属の良い部分を活かせると言った感じでしょうか?また、金属に比べ軽量でつけ心地の良さにもつながっているのではないかとも思います。

また、ランダム性があるので買ってみたら「好みの模様ではなかった」という悩ましい部分もあります。逆に言えば、同じ模様は一つとして存在しないので、他のユニバーサルイヤホンより個性が出て、満足度は高くなると思います。

状態が良く、左右の偏りがない繊細なタッチの模様、中高域が綺麗に出てくれる個体を探すのに発売からここまでかかってしまいました。はれれ。

コネクタ 埋め込み式2pin 0.78mm規格

Nobleのくせに埋め込み式2pinを採用しているのもポイントが高いです。(浅いタイプのモデルもある?)でも浅いタイプの方が内部に余裕ができるからなんて考えたりもするようになったので、一概に言えないのも最近の悩みです。

ステンレス製ノズルの採用

カナル部分はフィルターを搭載したステンレスパーツが付いています。剛性が強く、音質的にも+になる場合が多いので、これはユニバーサルのメリットの部分だと思います。

*ステムなのかノズルなのかカナルと呼ぶかは気分です。

付属ケーブル

銀メッキ高純度銅導体を採用したこのイヤホン専用で作られた純正ケーブルです。普段はNobleイヤホンを買うと、ケーブルを交換したくなるのですが、これは手元に残していた方がいいかもというような感覚を覚えます。プラグはトープラ製でしょうか?また、単体でも15000円ほどで販売されているので、もしもの際に買えて安心です。

イヤーピースの選定

単純に優先順位としては耳が痒くならない→音質→価格くらいの順番で考えました。価格に至ってはイヤーピースの金額だとイヤホンの価格に比べてれば誤差みたいなものなのであってないようなものなんですけどね。

選んだのは、

SednaEarfit XELASTEC AirPods Pro

でした。サイズはMSがピッタリでした。

*マウントアダプター部分は取り外してイヤーピースのみ使っています。

元々セラスティックの中でどれにしようかと思っていたのですが、ノズルが長いため軸が長いとイマイチ装着感が弱いのと、イヤピースに出来るだけ音を当てず、外耳道に放してあげたかったので、軸の短いAir pods Pro用と言うわけです。イヤーピースは2個ついてきますが、Air pods proも一応持っているので、それにつけられるので無駄がない!(少しお得感)

軽量なためイヤーピース部分だけで固定できるのでつけ心地は非常に軽いです。普段カスタムIEMに慣れてる自分にとっては対照的な付け心地です。一部のユニバーサルでしか得られない付け心地です。

通常の耳掛け式イヤホンの場合、ノズルだけではなくイヤホン本体でもしっかり密着して固定するためセラスティックだとやや違和感を感じてしまうかもしれないですが、ノズルが長いKhanにとってはむしろ好都合だったわけです。

SednaEarfit XELASTEC AirPods Pro⤵︎

SS S MS M ML L とサイズ展開しています。全サイズ全て試した上で言うならば、個人的には耳穴の大きい自分でもMLとLについてはデカすぎで「これ使う人相当限られてきそう」なんて思いました。逆にSSは完全に女性用と言った感じです。S〜Mまでが大半の人が選ばれるのではないかと思います。そのあたりで合わせれば音を共有するときスムーズ?

音質などをざっと

中高域が他のイヤホンと全く違うのが特徴です。 非常に抜けが良く、空気感が生々しく伝わる中高域です。高域側に量感があります。

低域は通常の出力だと非常におとなしく、あくまで中高域をメインに据えたチューニングになっています。基本的にリファレンスサウンドを意識しているので低域が少ないのはありがたいです。

解像度は非常に高く、音の傾向はドライです。ドライなのに妙な色気があるのがNobleの良さだと思います。フェイスプレート側にベントも搭載しているため開放型のような音抜けの良さを持っています。ボーカルものも感動ものですが、主にオーケストラなどの管弦楽、映画やドラマなどのサウンドトラックとの相性は良く感じます。相性が悪いと感じたのは「録音環境の悪いもの」です。音源の質もそのまま反映してくるので、聞き難い楽曲もありました。あとはロックはこのイヤホンで鳴らすと綺麗になってしまい、圧も感じないので、合わないと思います。まぁ、聞き方は人それぞれなのでその路線も好きですが。

イヤホンらしからぬ広がりを持ち、本当に繊細なところまで細かく鳴らしてくれるので、めちゃくちゃタイプです。

付属ケーブルもNobleにしては良いのを使っていると感じます。ただ、試した限りリケーブルもめちゃくちゃ楽しめそう。


実際の使用環境とか

Noble KhanくんはDAP単体で鳴らしてあげるのも個人的には「これもアリだな」って思ってたりもするのですが、やはり低域も欲しいとなると出力の部分を考えないといけません。(DAP単体で鳴らせるのほとんどないのでは?*超重量級を除く。)解像度が高くドライで低域が少なめなので、JADE next brass millingという昔発売された(2014年頃だっけかな)真鍮削り出しのポータブルアンプで出力を上げて、真鍮でやや音をまろやかに低域を膨らませて、音に艶を付加して鳴らしてあげると相性が結構良いです。あの独特な中高域を楽しみながら、低域に関してもダイナミックドライバーがしっかり暴れてくれます。(言い方)

上流は好みで。上記ではSP1000 Copperモデルを使っていますが、高域の繊細さと低域の解像度がアンプを通しても鮮度が落ちにくいかな?という印象です。

多くの人がここまでくれば好ましいという回答を得そうです。

ちなみに、イコライザーでいじったとしても効果は非常に薄いと思います。

もともとこのKhanが発売されてから素材の音もよく反映してくれるのは知っていたので、「この音だから真鍮とかあいそうだなとかイヤピースはノズルが長くて、音の出口にはあまり影響させたくないので、短いイヤピの方が良さそう」とか妄想して一式を揃えるように動いていました。これから素材と出力の吟味しつつ、さらにポータブルで良い感じ(適当)に鳴らせる環境を探していきます。

JADE next brass milling⤵︎

SP1000⤵︎

総評などなど

あまり長々と喋っても見づらいと思いますので今回はここまでということでまとめに入らせていただきたいと思います。

Khanの音質を最初に聞いた時には正直これまでのイヤホンの一歩先にいる音だと感じました。それは、購入した後でも変わっておらず、その機種を今手元に置くことができて、やっとスタートラインに立てたような気がします。

曲は選ぶし、能率も悪いので鳴らしにくいし、今までとは異なる音の出方なので、色々工夫する必要はあるかと思いますが、その分遊べる楽しいイヤホンだと思います❤️

BAドライバーほど汎用性が高いものになるのは難しいとは思いますが、ピエゾドライバーも静電ドライバーと同じように主にさらなる高域を求める人のために色々と開発されて欲しいです。ただ、現状を見る限り扱いは非常に難しそうです。

まだまだ沼は深いなぁと思いました。

ご多忙の中、時間を割いて読んで頂きありがとうございました。

あと、そろそろSP2000買いたいなぁ。イヤホン先に揃えてるけども。

ただ、高い

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