こうして来て見ていただいていることに惜しみない感謝を。適当な感想を書くメモ帳です。過度な期待はせず、道端の石を見るような意識で読んで頂ければ幸いです。

【試聴レビュー】SP2000 Copper vsSP1000 CPvsSP1000 Royal Gold

欲しいと思った順

SP2000>SP1000M>SP1000

SP1000 AMPありきだとSP1000もいいと思います。ただ、387gですので軽いとは言い難く、この重量でしたら線の太い音が出てほしいと感じます。AMPを接続するとカッパーの良さが反映されにくい点も頭を悩ませます。また、ピンを使ったmicroSDスロットは抜き差しがとてもしづらいです。音のチューニングもいまいち納得できるものではないです。

SP1000M Royal Goldについては音のまとまりがとてもよく、SP1000Mの線の細さが気になりません。須山社長が使っているだけあってやはり納得のサウンドです。256GBの容量を備えている点も安心感があります。手への収まり感もよく、塗装も丁寧です。

SP2000の素晴らしいところ:高出力なのにノイズが皆無なところ。高感度IEMとの相性がとても良く、音が立体的です。また、音場がとても広く、カッパーモデルながら緻密さを兼ね備えています。

AK380+AMPで393g、対してSP2000は比重の重い銅で432g。出力上AK380やCUBE、SP1000AMPに劣りますがSN比は群を抜いています。ヘッドホンをメインで使っている方なら上記3種の方がいい場合もありますが、ことカスタムIEMおよび高感度IEMにおいてはSP2000は最良の選択肢となると思いました。

デザインについてもSP1000のメリハリの少なさは解消され、正面から見た時の金属部の表面積は大きくなっています。また、持ちやすさも改善され、しっくりきます。ボリュームノブもこちらの方がよく感じました。

金額の高さからしっかりと聞けてはいませんでしたが、長時間聴いても沈み込みそして伸びの良い音です。銅特有の中低域の表現も加わり音に柔らかさと瑞々しさを与えています。

AK4499の音は大げさに言うとすれば、次元の違う鳴り方だと感じます。

第4世代ではいまいちピンときませんでしたが、これは新しい音のあり方を提示してくれたのではないでしょうか?

SP2000Mも考慮に入れつつ、購入を検討致します。

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