こうして来て見ていただいていることに惜しみない感謝を。適当な感想を書くメモ帳です。過度な期待はせず、道端の石を見るような意識で読んで頂ければ幸いです。

【試聴レビュー】SONY DMP-Z1

かやの
かやの

Sonyの中でもなぜ製品化出来たのか。今なお素晴らしい製品であるDMP-Z1を拙いですが、レビューしたいと思います。適当に参考にしたりしなかったりしてください。

最近、新人教育で調子がいいです。(どうでもいい)

サイドにある突起のおかげで、ストレートプラグを刺した時に安心感があります。ボリュームは言わずもがな、精度も高く適度な固さがあり、突っかかりのない滑らかな回し心地です。

正面から見て左側面にはmicroSDが2枚入ります。

それとカバーがパカっと下に回転しながらスライドするように開けられるのですが、めちゃくちゃ好きです。

背面にはACとUSB Type-C端子があります。

試聴には335DWを使いました

*外で撮ったもの

音質

音質についてはなにも不満はなく、ここまでくると語彙で詳細に音質を表現するのではなく、ただ単純に”いい”といえます。

音もシルキーで非常に滑らかで、デジタル変換で鳴らしている印象は限りなく、ないと感じます。

筐体が大きく、重さもあるおかげか、低域についてはコンパクトなDAPには絶対に出せないような余裕を感じます。無理に低域を誇張しているのではなく「普通にしていますが、このくらい出てしまうんです」といった感じ、、、。こうゆう余裕のある低域をある程度小型なDAPでも出せればいいが、まず無理だろうなと、、、なんて。

低域の豊潤さは中高域の質感にも影響を与えます。話は違いますが、ウーファーを追加した時なぜか高域側が綺麗に出るようになったような。

単純に、声(ボーカル)でも成分としては低い部分、高い部分があり、特に下側の成分の色気が良いです。

AK4497で言うなら、SP1000の音を低域についてもしっかり鳴らし切って、アナログライクにした音でしょうか。傾向として全然ちがいますし、まるで音は別格にDMP側が良いと感じますが。

高級DAPでも音の印象を上げるために高域をやたら持ち上げるところもありますが、この機種に至ってはそんなアプローチをしなくても圧倒的な音の良さを持ち合わせているので、不要のようです。

総じて、音のバランスと音源との違和感のなさ、安定感どこをとってもDAPの中では群を抜いていると思います。(大きさも価格も群を抜いていますが)

DACフィルターを変える時に再生が一時的に止まるのが煩わしい。AKなどと比べるとワンテンポほど遅れる印象です。ここは改善してほしいポイントです。

再生画面はキビキビまではいかないが、ストレスなく操作できる程度。

細かい気になる点とか

起動直後のデータベース作成かなり時間がかかる印象です。

やはりSonyらしくmusicフォルダに入ってる楽曲しか読み込まないです。

どんな音源でも素晴らしい音で鳴ってくれるのは変わりませんが、打ち込み系よりも実際に楽器を録音をした音源の方が相性がいいと思います。

まとめ

特に驚かされたのはローの鳴り方ですが、それに伴っての中高域の色気も非常に魅力的です。

分離感を意識せずにまとまって音楽が入ってくる感覚が印象的でした。

高域がどうとか、低域がどうとか難しい方に頭が持っていかれず、ただ単純に音楽に集中できたのは通常のDAPでは到達困難な圧倒的な音質に由来するところでしょう。(SP2000だとボーカルに結構目が行きがちだが、そうゆう特定の何かが良いという印象よりは全体的にレベルが高く、耳にスッと入ってくる印象)

購入となると発売からだいぶ時が経っているとのことでUI関連のアップデート版が欲しいなぁと思うところですが、トータルでみるとやっぱりいい出来で、据え置きに比べれば非常にコンパクト!ですからすぐにでも欲しいと思ったり。

あと大きい筐体に小さい画面が愛おしい!!!

ボリュームノブもでっかいので、音量調節がめちゃくちゃ快適!!!

SONYのデジタルアンプを搭載したDAP関連は特に欲しいとかは思わなかったのですが、これは欲しいなぁと感じました。(WMポートでもないですし)ただ、これからの小型なDAPにも期待しているので、購入は多分しませんが、在宅メインの方にはまず筆頭にあがる素晴らしいものだと感じました。

実際に買う人はSONY好きか利便性よりも音質を取る人でしょうか?めちゃくちゃ欲しいとはならなかったのが不幸中の幸いでした。

もう少し年齢を重ねてお金に余裕があればこういったアプローチも好きなので部屋に置いておきたいですね。

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