こうして来て見ていただいていることに惜しみない感謝を。適当な感想を書くメモ帳です。過度な期待はせず、道端の石を見るような意識で読んで頂ければ幸いです。

~高音質なクラブサウンド~ オーディオテクニカが贈る ATH-IEX1【試聴レビュー】

オーディオテクニカが満を持してフラッグシップイヤホンを出してきたので聞いてきました。

入り口から入って右手に曲がると、SONYやVicterとならんで国内大手3看板といった感じで展示してありました。

手に取ってみると、まず金属製にしては軽く感じました。しかし物質的な密度は高い気がして、高級感は多少はありました。

音質や使用感について

いざ、試聴してみると、普段聞き慣れている高級機とは異質なものであるとわかります。

他の高級機ですと、高域は落ち着いていてかつ綺麗になっているのが鉄板でした。しかし、この機種に至ってはそんなものは知らんとオーディオテクニカらしいともすればキンキンしているというレベルまででます。ただ、それが全体のバランスを崩しているというわけではなく、あるべくしてそう鳴っていると感じました。

そして低音ですが、こちらはかなり躍動感がドライバーがしっかりと振動していることを感じられるレベルです。

IER-Z1RやFW-10000とそれは一目瞭然というか一聴瞭然で、圧倒的に違います。順番ですと、オーテク>SONY>Victerですかね。

これがかなり良くて、他の機種と比べても締まりがかなりありつつ、リニアリティに富んでいると感じます。

一言で、ここまでをまとめてしまうといわゆるクラブサウンドに近いですね。ノリの良いサウンドで、かなりドンシャリ好きにはたまらないサウンドです。

ただ、オーディオファンはもっとクラシックに合うようなサウンドを求めている気がするのでこのようなジャンク路線のいい音は少し受け入れ難いかもしれません。

また、体調も関わりそうです。高域がかなり独特な鳴り方をするので、風邪の時は遠慮したいですね。

まとめ

評判ではあまり良くなかったのですが、個人的にはIER-Z1RやFW-10000よりも個性があって好きですね。IER-Z1Rなんか美音なのはいいのですが、ノリノリになるには低音が少ないし、高域は落ち着きに溢れつつ綺麗なので、真逆かもしれません。ただ、他の高級機にはないジャンクな良さ見たいなのが音良く楽しめるといった点で購入はしたいかもです。中学生の頃にソリッドベースのヘッドホンを使ってたのを思い出しました笑。オーテクらしさを高音質を体現した商品だと思います。逆に開放型のオーテクに比べたら全然いい出来だと思いますよ。

ブランドイメージは低価格路線でその高級機を買うのは躊躇いますが、そこまで悪くないです。むしろ、最近の似たり寄ったりのいい音とは別の路線にいるので、否定的な意見は免れませんが、オーディオテクニカらしい音を高音質かつこの個体の大きさで実現したことは称賛に値すると思います。

ただ、中国生産はやって欲しくなかったかな笑。

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