こうして来て見ていただいていることに惜しみない感謝を。適当な感想を書くメモ帳です。過度な期待はせず、道端の石を見るような意識で読んで頂ければ幸いです。

Astell&Kern SP2000 Copper-Stainless Steel-Vegas Gold 比較

とても久しぶりに書くのですが、なにから描き始めようか。。。

ともあれまたブログを書こうと思ったきっかけが、大手のレビュー記事を見ていて、

「どれがいいか書いてないから参考にならん。」

と。大抵良く見えるように書いてあって、悪いとか書いてないし、時間の無駄だなって。

その人の感性で、正直に順番をつけて欲しいんですよね。それが自分で試聴したとき違っていれば、「やっぱ自分で聞いてみるもんだな」と楽しめるし、同じでも「わかる、わかる」と共有する楽しみもあります。

はたまた、最初は違う結果でもその数ヶ月後には経験値が変わって「言ってることが理解できた」なんてことも。

まーもちろん、人それぞれなんで感性も違いますし、そんなことも踏まえて適当に読んでいただければ幸いです。

左からCopper とStainless Steel、Vegas Goldになります。FitEar private 333、ボリュームは45にて聞いてみました。(以下、Copper=CP、Stainless Steel=SS、Vegas Gold=VG)

楽曲はeveくんの心予報や遊生夢死、群青讃歌など最近聞いているもので試聴しました。

結論からいうと好みとしてはCopper>>VG≧SSでした。

まず、SSはやや低域の締まりがよく、ドライな音色になります。音場的にはCPと比較すると狭いと感じます。細かいニュアンスは感じやすくなり、見通しは良くなる印象ですが、硬質でキビキビと音は出ています。

次にVG、SSと筐体は同じですが、大分違いました。

SSの音色をCP側に少し寄せた印象でした。(SSを少しCP側に近づける努力をした印象?)

ボーカルにも少し艶があり、SSほどドライではないですが、逆にSSほどパキパキと音を出すわけではなく、CPほど艶やかではないため中途半端感もありました。VGは所有感を満たしてくれる限定版でしょうか。(日本国内50台ですし)

最後にCPですが、これは圧倒的に良かったです。特に低域の沈み込みが良く、音場も広いです。音も滑らかで、余裕を感じました。高域のキツさもなくいい塩梅です。

SSとVGの少し気になる点としては音量を上げるとボーカルの硬さのせいかきつく聞こえてしまうところでした。SSならではのトゲトゲしさがあるというか、、、高解像度ではあるだけど、もっとゆったりと聴きたいという欲求がでてきます。

どちらにせよ、CPの沈み込むような低域、柔らかくも高解像度、また、ボーカルが余裕を持って流れるようにでてるのも好印象でした。

SSとVGが悪いということは全然ないが、CPが群を抜いていいと感じました。

何度も付け替えて試しましたが、改めてCPの完成度の高さを感じました。別バージョンを買おうと赴きましたが、CPの買い増しが正解のようです。

*それと気づいたのが、SSが少し古いバージョンでしたが、電源ボタンを押してから画面がつく時間が少し遅かったです。バージョンアップを通して改善されているんだなぁと感心しました。

Onyx Blackも聞いてきましたが、やはりCopper、、、。

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